項目名やオプションは変わらず、アドレスだけが変化するブロックに使います。置き換えた項目等のアドレスに、指定のオフセットを加算します。書式は
です。
オフセット値 | 呼び出し先のアドレスに加算する数値を指定します。 |
SSCファイル | 置き換えるスクリプトを記述したSSCファイルを指定します。ファイル指定の詳細は、《C-ファイル指定》を参照。 |
[replace]によって呼び出されたSSCファイル内のスクリプトは、アドレスにオフセット分を加算し、呼び出した位置に挿入されます。実例で言えば、
[subject]主人公:dir
[replace]0x400000, 子ファイル
[subject]ヒロイン:dir
[replace]0x400010, 子ファイル
子ファイル.SSC
[subject]体力:calc,0x00,0,99
[subject]知力:calc,0x04,0,99
[subject]技術:calc,0x08,0,99
[back]
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上記のスクリプトは、読み込み時に[replace]も処理され、
[subject]主人公:dir
[subject]体力:calc,0x400000,0,99
[subject]知力:calc,0x400004,0,99
[subject]技術:calc,0x400008,0,99
[back]
[subject]ヒロイン:dir
[subject]体力:calc,0x400010,0,99
[subject]知力:calc,0x400014,0,99
[subject]技術:calc,0x400018,0,99
[back]
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このように展開されます。
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