SpoilerALはメモリエディタの一種です。
そのため、各書き換えを行うときは原則として、SpoilerALと対象のプロセス(プログラム)共に起動している必要があります。


じゃ、使ってみよう!
初期画面
さて、タイトルを選択して「OK」を押しますと、このような画面に移ります。
(この例では、「DALK」を選択しています)
基本的に、書き換えたい項目を左のボックスから選択し、 右のパネルで、どんな値に書き換えるのかを指定します。
※パネル位置は、左右に切り替え可能です。
マウスカーソルを左のボックス内に移動させると、その位置の項目が反転表示されます。
反転表示例
※パネルとボックスの境目をドラッグすることで、パネルサイズを変更できます。
なお、正確なサイズを知りたい場合は、「カスタマイズ」から指定して下さい。

SpoilerALで用いられる項目は複数ありますが、見た目上区別がつかない項目もありますので、実質使う側としては5項目ほどと見ていいでしょう。
では、各項目の説明に移りましょう。

階層項目<DIR>
階層項目押す前
階層項目というのは、各項目を分類し、見やすくするための特殊な項目で、何か値を書き換えるための物ではありません。
いうなればフォルダみたいなものですね。
階層項目押したとき
階層項目(デフォルトでは白色表示)をクリックすると、その下の階層にある項目が表示されます。
もう一度同じ階層項目をクリックすると、その階層を閉じます。
早い話がエクスプローラの操作法と同じです。
初めは深く考えずに、一通りクリックしちゃいましょう(笑)
 もし、下の階層にある項目が、全て似通っている場合、それらをまとめて書き換える機能も利用できます。通常、階層項目をクリックした際、パネルに表示されるのは「メモ(注意書き)」のみです。しかし、例えば(このあと説明する)電卓やチェックボックスなどが出現していれば、それらを操作することで、下の階層の項目全てを書き換えることが出来ます。上手く活用して下さいね。

電卓項目<CALC>・一括電卓項目<BUNDLE CALC>
パネル:電卓項目
電卓項目(デフォルトでは水色表示)をクリックすると、右側のパネルに電卓が出現します。
ボタン画像
電卓上のボタンをクリックするか、キーボードから値を入力します。
電卓画像の設定によって多少変わりますが、値はエディットボックス等に表示されますので、適当な値を入力したら「決定」を押して下さい。
★注意★
[Min]より少ない値や[Max]より大きい値は入力できません!
10進/16進
左の例で言うと「所持金[?]」の"?"の部分に、現在値が表示されます。
もしここが"?"のままのときは、対象のプロセスが起動していないなど、 そのままでは書き換えを行えない、ということを意味しています。
10進/16進ボタンは、クリックするたびに交互に切り替わります。
MaxやMinの値も同時に切り替わりますので、自分の好みに合わせて使い分けて下さい。
一括電卓項目の操作も、電卓項目と同じです。
ただし、一括電卓項目は、「現在の値」に、操作する値の平均が表示されます。
また、入力した数値は、操作する値すべてに書き込まれます。
値の固定
値の固定チェックボックス
↓チェック時↓
反転色で囲まれる
「値の固定」というチェクボックスをチェックすることで、
周期的に(自動的に何回も)値を書き換えさせることが出来ます。
禁止されている場合を除き、階層項目以外のほぼ全ての項目で使用可能なので、上手く活用して下さいね。

♪値の固定で一工夫♪
対象のプロセスを起動していなくても、「値の固定」は可能です。
これを利用すれば、 「一度起動すると、他のウィンドウに切り替えることが出来ないプログラム」 の値も、書き換えることができます。
先にSpoilerALを起動し、値を固定。
好きな数値を入力して決定すれば、バックグラウンドで書き換え続けてくれます(^^)

トグル項目<TOGGLE>・一括トグル項目<BUNDLE TOGGLE>
トグル項目
トグル項目や一括トグル項目(デフォルトでは赤色表示)には、ONかOFFしかありません。
チェクしていればON、チェックしていなければOFFになります。
なお、値を固定するときには、ちょっと注意して下さい。
チェックが付いていない状態で値を固定すると、OFFの値に書き換え続けます。
常にONの値にしたいときは、チェックを付けてから値の固定を押して下さい。
(勿論、値を固定した後にON/OFFを切り替えても構いません)

リスト項目<LIST>・一括リスト項目<B_LIST>・ダブルリスト項目<D_LIST>・ビットリスト項目<BITLIST>
パネル:リスト項目
リスト項目(デフォルトでは薄紫色表示)は、
装備やアイテムなどでよく使われそうですね。
パネルに表示されたリストボックスから、
変更したい値をクリックするだけで書き換わります。
なお、ビットリスト項目やダブルリスト項目など(デフォルトでは黄色表示)は、チェックボックスリスト形式です。ONにしたい行に、チェックを入れてください。

文字項目<STRING>
パネル:文字項目
最後は文字項目(デフォルトでは紫色表示)です。
パネルに表示されたエディットボックスに、書き換えたい値を入力して
「決定」ボタンを押せば書き換え完了です。
(入力する文字数は、[max]の値以下にして下さいね!)


次のページ(キーボードで操作する)へ
前のページ(SSGの導入)へ