分割項目
 分割項目は読み書きを行う項目ではなく、画面表示を助けるための項目です。具体的には、分割線を引いたりするのに使えます。
 書式は
[subject]項目名: split, 描画オプション, インデント, パラメータ1, パラメータ2
です。パラメータ1,2は描画オプションによって異なります。
描画オプション線を引くline、文字列を繰り返すroll、文字列を描くlabelのいずれかを指定します。
インデント原則として各項目はその項目の「階層位置」が描画位置となりますが、分割項目はこのインデントを用いて描画位置を指定できます。
n
-n
root
center
nは任意の数値
 n階層分だけ、描画位置をずらします。つまり、nが0のとき、描画位置は階層位置と等しくなります。
 rootを指定すると、階層位置0に描画します。
 centerを指定すると、横方向の中央に描画します。
パラメータ1描画オプションによって意味合いが異なります。
lineの場合
 線の幅を、描画位置から右端までを100%とした100分率で指定します。なお、小数点以下は無視します。
rollの場合
 繰り返し描画する文字列を指定します。
labelの場合
 描画する文字列を指定します。
パラメータ2描画オプションによって意味合いが異なります。
lineの場合
 線の高さを、100分率で指定します。なお、小数点以下は無視します。
rollの場合
 繰り返す幅を、描画位置から右端までを100%とした100分率で指定します。なお、小数点以下は無視します。
labelの場合
 不要。
 画面中には描画されませんが、名称検索に利用できるよう、項目名も指定可能です。

 まとめとして、分割項目の例を書いておきますね。
[subject]分割1:split,line,0,80,30
[subject]分割2:split,roll,root,☆,70
[subject]分割3:split,label,center,<区切り>
利用頻度の高い項目ではありませんが、使い方次第で、項目のレイアウトをより工夫することが出来るでしょう。




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